1: 2018/03/21(水) 22:26:40.49 ID:CAP_USER

■韓国人のDNAにインディアン? 米国で流行する「ルーツ探し」をしてみると…
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000023-cnippou-kr
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000024-cnippou-kr

23andMeの遺伝子検査キット。
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マイヘリテージは綿棒で採取した口腔細胞で遺伝子を検査する。
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米国は移民者の社会だ。特にニューヨークは多様な人種が共生しているため「メルティングポット」(溶鉱炉)と表現されたりもする。韓国人のように単一民族と考えて暮らす人々の立場では理解しがたいほどのプライドと偏見を持つ米国人が意外に多い。

こうした中で人々は自分の先祖がどの国から来て、自分のルーツがどこかについて常に関心を持っている。こうした需要を狙って現在、米国では23andMe、マイヘリテージ、アンセストリーなどDNAを検査する35社が血縁関係を確認したり特に病気になる可能性などに関する情報を提供して盛業中だ。さらにはソーシャルネットワークサービス(SNS)を通じて遺伝子構成が似た人を見つけるビジネスモデルもある。「血は水より濃い」という真理をビジネスに直接代入したのだ。

先祖探しのDNAテストが米国内で人気を呼ぶ秘訣は人々の「ルーツ探し」欲求と関連している。一方では人種と国に対する漠然とした偏見を正すのに寄与したりもする。ユーチューブにある広報映像も「開かれた世界は開かれた心から始まる」という言葉で終わる。

実際に一度やってみることにした。韓国生まれの韓国人だが、DNA検査の結果が韓国人としてそのまま出てくるのか、それとも日本や中国の遺伝子が混ざって出てくるのか、または地理の時間に習ったようにアジアからアラスカを通じてアメリカ大陸に移住したインディアン原住民と共通の遺伝子を持っているのか、いくつかの点が気になった。

最も知名度が高い23andMeとマイヘリテージを選択した。複数の会社でDNA検査を受けてこそ、後に結果を対照できるという判断からだ。まず会社のインターネットサイトに加入し、費用を支払った後、キットを注文した。

人間の染色体数23本と「自分(Me)」を組み合わせた23andMeにはルーツ探しサービスと病気遺伝子サービスを共に申請し、160ドル(18万ウォン)を支払った。マイヘリテージにはルーツ探しサービスだけをチェックして70ドル(約7500円)を支払った。イスラエルに本社があるマイヘリテージはやや低い料金を設定し、DNA検査業界で最も多くの顧客を確保している。23andMeはグーグルの関連会社だ。

テストキットは注文してから1週間以内に到着した。マイヘリテージは綿棒で口内の口腔細胞を採取する方式であり、23andMeは唾液(2ミリリットル)に含まれた細胞の中のDNAを検査する。記者のDNAが入ったサンプルは郵便を通じて2社の研究所に配送された。23andMeはノースカロライナ州バーリントンで、マイヘリテージはテキサス州ヒューストンでそれぞれ検査が行われる。

DNAはA(アデニン)・T(チミン)・G(グアニン)・C(シトシン)の4種類の塩基がどんな順序で配列しているかによってそれぞれの遺伝子情報が保存される。ヒューマンゲノムプロジェクトが初めて完成した2003年当時、30億個の塩基配列をすべて把握するのに10年の歳月と30億ドル(約3200億円)の費用が必要だった。しかし今では高速分析機器が登場し、100ドル以内の費用と一日という時間で可能になった。両社はサンプルで確認された遺伝子と各民族に見られる特別な遺伝子を比較分析してルーツ探しを始める。各地域別にヒューマンゲノムプロジェクトに参加した人々の数が増え、民族を区分する比較基準はよりいっそう正確になる傾向だ。

6週後、マイヘリテージが先に検査結果を電子メールで送ってきた。意外な結果だった。(>>2以降につづく)

2: 2018/03/21(水) 22:27:02.38 ID:CAP_USER

>>1のつづき

記者のDNA分析結果は日本人45.1%、モンゴル人31.1%、中国・ベトナム人22.8%、アメリカインディアン1%の順だった。韓国人はなかった。マイヘリテージを相手に取材した結果、ルーツ探しのカテゴリーに「韓国人」という項目がないということを知った。日本人と遺伝的にほとんど似ているため区分する必要がないという説明を受けた。

マイヘリテージではすべての韓国人が日本人に通じるという意味だ。不満を強く提起したが、マイヘリテージから「申し訳ない」「修正する」という答弁は聞けなかった。

そして2週後、23andMeの検査結果が到着した。「韓国人」90.3%という部分がすぐに目に入った。残りは日本人8.8%、中国人0.6%、東アジア人0.3%、アメリカインディアン0.1%の順だった。

記者のDNAに関する2社の検査でともにアメリカインディアンの遺伝子が少しずつ出てきたというのは、東アジア人がアメリカ大陸に渡ったという事実を直接確認できるという意味がある。韓国人もアメリカ大陸にわずかに「遺伝的の持ち分」があることを見せる事例だ。

最近、米国ではこうしたDNA検査を通じて、がんや特定の病気が発生するリスクをチェックして予防する手段としてよく活用されている。23andMeの場合、遺伝子検査を通じて乳がん、卵巣がん、前立腺がん遺伝子の存在を知るキットを医師の処方なしに消費者が購入できるよう米食品医薬品局(FDA)の許可を受けた状態だ。

しかしバイオ強国を目指す韓国ではコレステロールや血糖に関する12項目についてのみ遺伝子検査を認めている。がんや認知症のような病気項目は医師の処方があってこそ検査自体が可能だ。

DNAリンクのイ・ファンソク博士は「米国の場合、顧客が直接遺伝子検査を依頼できる項目を昨年から大幅に増やし始めた」とし「不必要な規制を市場に合わせて緩和してこそバイオ強国に生まれ変わることができるだろう」と述べた。

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Source: おもしろ韓国ニュース速報